命の水。

ねっこう仮面

2011年04月20日 15:41




一晩中猛烈な風が吹き荒れた翌朝。

子猫達を必死に守って疲れ果てた母猫の姿がありました。

力なくよろよろと歩いて来て、か細い声でにゃーにゃーと鳴いてました。

よほどお腹が空いてるのだと思い慌てて朝ご飯をあげましたが
すがりつくような視線でこちらを見つめたまま鳴き続けてました・・・

ふと見ると、水を入れるお皿が空っぽなのに気付きました。



水道から冷たい水を汲んでくると
急に元気が出てむさぼるように飲み始めました。






一休みして見つめる先は子猫達のいる洞穴。

一晩中吹き荒れる風から子猫達を守って、のどがカラカラになってたんですね。





のどが渇いて飲むだけでなく
小さな命を守る大切な水だったんですね。






美味しそうにのどを鳴らしてたくさん飲みました。

そして、子猫達が待つ洞穴へ戻って行きました・・・




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